最強パワースポット!伊勢神宮(内宮)を巡る
豊受大神(外宮)をお参りした後は、五十鈴川のほとりに鎮座する天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀る皇大神宮(内宮)を参拝しましょう。皇室のご先祖様を祀る最も尊いお宮でもあり、総氏神でもあります。
伊勢神宮(内宮)までのアクセス
外宮から内宮までのアクセスは、バスで移動するのが便利です。外宮表参道口そばのバス停(外宮前2番のりば)から乗車し、内宮まで約15分ほどで到着します。
表玄関の宇治橋
長さ101.8メートルの木造の橋で、日常から神聖な世界への架け橋と言われます。また、外と内に立つ高さ7.44メートルの鳥居は内宮と外宮の正宮の旧正殿の棟持柱(むなもちばしら)をリサイクルしているのだそうです。内宮は、外宮とは反対の右側通行です。
神苑(しんえん)
橋の向こうには、綺麗に整備された芝生と立派な松が広がります。春と秋に行われる神楽祭では、特設舞台が設置され舞楽が公開されます。春には、神宮奉納相撲が行われ、横綱の土俵入りと三役力士による揃い踏みが奉納されます。そして、柵に囲われた一際立派な松が見えてきますが、大正天皇が皇太子時代に植えられた記念樹です。
五十鈴川 御手洗場(みたらしば)
参道を道なりに歩いて行くと右手には、御手洗場が見えてきます。手水舎と同じように、お清めをすることができます。別名『御裳濯川(みもすそがわ)』とも呼ばれ、倭姫宮(やまとひめのみこと)が御裳のすそをすすいだことが由来です。また、御手洗場の石畳は、徳川五代将軍 綱吉の生母 桂昌院が寄進したものと言われています。
神楽殿(かぐらでん)
神楽は古代から神事に用いられてきた歌舞で、神様に感謝を捧げるためのものです。外宮と同様、お神楽や御饌の祈祷を行なっています。ここでもお神礼やお守りを授かりたいですね。
正宮(しょうぐう)
今から2000年前、皇位のしるしとして受け継がれる三種の神器の一つである八咫の鏡(やたのかがみ)をご神体としてこの地にお祀されました。天照大神は皇室の氏神でしたが、室町時代には民衆からの信仰を集め、江戸時代中期にはおかげ参りが流行しました。社殿の中心の正殿は4重の垣根に囲まれ、厳かな雰囲気を感じます。
荒祭宮(あらまつりのみや)
神田で収穫した稲を納める御稲御倉(みしねのみくら)や神宝などを納める外弊殿(げへいでん)の奥には、内宮の第一別宮が見えてきます。天照大神の荒御魂(あらみたま)をお祀りしており、強いエネルギーを持つことから、新しいことをスタートしたい時には、ぜひ参拝をしましょう。
子安(こやす)神社
木華開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)をお祀りしています。そばにある大山祗(おおやまつみ)神社の祭神の娘にあたります。名前のとおり、子授け、安産、子育ての信仰があります。
参拝後は、おかげ横丁へ
第61回式年遷宮の1993年にオープンしました。江戸から明治にかけての伊勢路の代表的な建築物だけでなく、当時のにぎやかな町の雰囲気も再現されています。飲食店、工芸店、おみやげ屋など60店が軒を連ねています。
赤福本店
伊勢名物といえば、やはり赤福ですよね。本店向かいの別店舗の喫茶では、冬季限定の赤福ぜんざいを食べることができます。冬の寒い日には、柔らかいお餅と優しい甘さの餡が冷え切った身体を温めてくれます。
豚捨(ぶたすて)
明治42年創業の100年以上の歴史ある和牛精肉店で、厳選された上質の伊勢肉だけを販売しています。戦前まで伊勢・松阪地域を中心に肥育された牛は、伊勢牛と呼ばれ、その肉は伊勢肉と呼んでいたそうです。その後、三重県の雲出川と宮川の間で育てられた伊勢牛が、松阪牛としてその名を広めました。松阪牛が有名になるほど伊勢牛の看板は減っていきましたが、同店では今でも伊勢肉を守り続けています。
テイクアウトできるコロッケやミンチカツもとても美味しい。店内のお食事処では、牛鍋も味わえます。特におすすめが牛丼です。甘辛く煮込まれたお肉がごはんとマッチして絶品です。
平成最後の年でもあり新元号元年である2019年は、新しいことにチャレンジするにはぴったりな年です。最強のパワースポットでエネルギーチャージをしてみませんか?